毎年冬になると流行するインフルエンザ。高熱が出るし、出来れば罹り(かかり)たくないですよね。

でも、インフルエンザウイルスの大きさってどのぐらいなのか、みなさんご存知ですか?今回はインフルエンザウイルスの大きさについてリサーチしていきたいと思います。

インフルエンザウイルスの大きさはかなり小さい

結論から言うと、インフルエンザウイルスの大きさは、かなり小さいです。花粉や黄砂、pm2.5などと比較してもその大きさはかなり小さく、インフルエンザウイルスの大きさは100nm程度と言われています。


100nmというと、もちろん肉眼で見ることは出来ませんが、具体的には1mmの1万分の1の大きさになります。かなり小さいですよね!
インフルエンザウイルスはこの大きさであることから、一部のネットやテレビの情報では、「インフルエンザウイルスは大きさが小さすぎるため、マスクの繊維の隙間を簡単にすり抜けてしまう。だからマスクはする意味がない」というものがありました。確かに、その小ささでは、空気中のインフルエンザウイルスをブロックすることは難しいかもしれません。

 かといってマスクが予防に効果を発揮しないのか?というと、そうではありません。私たちがマスクをすると、マスクの中は呼気によって湿度が高い状態に保たれます。すると、湿度が高い状態の中ではインフルエンザウイルスは悪さをすることが出来ませんから、結果的にインフルエンザを発症することを防ぐことが出来るのです。

まとめ

今回はインフルエンザウイルスの大きさについて、リサーチしてみました。

結果としては、インフルエンザウイルスの大きさは、マスクの繊維の隙間から入り込めるほどに小さいということがわかりました。とは言え、マスクにはインフルエンザの予防効果が期待出来ますし、周囲の人に対して感染させないというエチケットとしても、冬場に人混みの中に出かける際にはマスクを着用しておいた方が賢明でしょう。